2024/10月でPHPで推奨される平均的なバージョンは?

2024年10月時点で、PHPで推奨される平均的なバージョンはPHP 8.2です。また、PHP 8.3もリリースされており、新しい機能を利用したい場合や、パフォーマンスを向上させたい場合には8.3も推奨されています。

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詳細

  • PHP 8.2: 安定性とセキュリティサポートが充実しており、ほとんどのプロジェクトやサーバー環境でサポートされています。
  • PHP 8.3: 最新版であり、パフォーマンス改善や新機能が追加されています。ただし、利用する際は互換性に注意が必要です。

また、PHP 7系はセキュリティサポートが終了しているため、8系以上へのアップグレードが強く推奨されます。

 

PHP8とPHP7の簡単な違いについて

PHP 8.2とPHP 7は互換性がある部分もありますが、いくつかの重要な変更や非推奨になった機能があり、PHP 7からPHP 8.2に移行する際には注意が必要です。PHP 8はPHP 7に比べ、パフォーマンスの向上や型の厳格さ、エラーハンドリングの改善などが施されています。

主な変更点

  1. 型の厳格化: PHP 8では型がより厳格になっており、型エラーがより明確に発生します。PHP 7ではエラーにならなかったコードが、PHP 8ではエラーを引き起こす可能性があります。

  2. 新しい機能:

    • match: switchに代わる新しい式で、値を返すことができる構文です。
    • 名前付き引数: 関数呼び出し時に引数名を指定できるようになり、コードの読みやすさが向上します。
    • コンストラクタプロパティのプロモーション: クラスのコンストラクタでプロパティを簡潔に宣言できるようになりました。
    • ユニオン型: 引数や戻り値に複数の型を指定するユニオン型がサポートされています(例: int|float)。
  3. 非推奨・削除された機能:

    • 一部の関数や構文が非推奨、もしくは削除されました。PHP 8.2では、さらにいくつかの関数や機能が非推奨とされているため、移行時には注意が必要です。

移行のポイント

PHP 7からPHP 8.2にアップグレードする際は、互換性テストを行い、非推奨の関数や互換性のないコードがないか確認することが推奨されます。

 

PHP8とPHP5の差は?

 

PHP 8とPHP 5シリーズには、いくつかの決定的な差があり、特にパフォーマンス、機能、セキュリティ、およびエラーハンドリングの面で大幅な改善が行われています。以下は、両者の主な違いです。

1. パフォーマンスの向上

  • PHP 7で導入されたZend Engine(PHPNG: PHP Next-Gen)によって、PHP 5に比べてパフォーマンスが大幅に向上しました。PHP 8ではさらに改善され、PHP 5と比べて約3倍のパフォーマンスを誇るケースもあります。これにより、PHP 8はリクエストの処理速度が向上し、より多くのユーザーをサポートできるようになりました。

2. 型システムの強化

  • PHP 8では、PHP 5に比べて型のサポートが大幅に改善されています。PHP 5では型指定がほとんど行われませんでしたが、PHP 7以降で厳格な型指定が導入され、PHP 8ではさらに強化されています。
  • ユニオン型(例: int|string)や**mixed型**、staticなど、関数の引数や戻り値に対する型指定がより柔軟に行えるようになりました。

3. 新しい構文と機能

  • match: switch文に代わる新しい条件分岐の構文で、値を返せるため、より簡潔で読みやすいコードが書けます。
  • 名前付き引数: 関数を呼び出す際に、引数の名前を指定することで、順序を気にせずに渡せるようになりました。
  • 属性(アノテーション): メタデータをコード内で簡単に管理できるようになり、コードの可読性が向上します。
  • コンストラクタプロパティプロモーション: コンストラクタでプロパティを自動的に設定する記述が簡単になりました。
  • Nullsafe演算子(?->: オブジェクトやプロパティがnullの可能性がある場合に、エラーを回避しやすくなっています。

4. エラーハンドリングの改善

  • PHP 5では、致命的なエラー(Fatal Errors)によってスクリプトが停止することが一般的でしたが、PHP 7以降は多くの致命的エラーが例外(ErrorException)として処理されるようになりました。
  • PHP 8ではさらにエラーハンドリングが改善され、エラー処理が一貫して行えるようになり、コードの信頼性が向上しています。

5. JITコンパイラの導入

  • PHP 8で新たに**JITコンパイラ(Just-In-Timeコンパイラ)**が追加されました。これにより、PHPスクリプトがリアルタイムでコンパイルされ、特に計算量の多いタスクのパフォーマンスが向上します。

6. セキュリティの強化

  • PHP 8では多くの古い関数やセキュリティリスクがある機能が削除または改善されています。特に、ユーザーが間違った使い方をしやすい危険な関数や構文が非推奨とされ、よりセキュアなコードを書くよう促されています。
  • 型の厳密化やエラーハンドリングの向上により、バグが発生しにくくなり、コードの安全性が高まっています。

7. サポート終了

  • PHP 5シリーズは公式サポートが終了しており、現在ではセキュリティアップデートも提供されていません。PHP 8に移行することで、サポートと最新のセキュリティパッチを受けることができます。

まとめ

PHP 8は、PHP 5に比べて大幅に改善されており、特にパフォーマンス、型の厳格さ、エラーハンドリング、セキュリティ面での進化が見られます。これにより、より信頼性の高い、大規模なアプリケーション開発が可能です。PHP 5からPHP 8に移行することで、最新の技術を活用しながら、効率的で安全なアプリケーションを構築できます。

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